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拝殿(重要文化財)

 

桁行七間(間口八間三尺)・梁間四間(奥行き五間)・建坪42.5坪

木造入母屋作り、こけら葺、床前面板張り四方吹放ち。

 社伝によれば寿永2年(1183年)5月、木曽義仲が平家を追ってこの社に陣を張った折、兵火により消失したのを誠に申し訳なしとて杣山山麓の日吉山王社の拝殿を三日三晩で移築したと云う。

 その後、数回修復されたが、文化六年(1809年)大修復の際、屋根もこけらから瓦葺となった。

 

 以前は寄棟造棧瓦葺で中央三間は馬道とした割拝殿であったが、昭和五十三年五月三十一日付をもって国の重要文化財指定となり、早速五十四年十月より解体修復が行われ五十六年八月に竣工した。

 北陸地方唯一の大型拝殿である。

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